股関節の痛みの原因や症状、治療法や対処法とは

股関節の痛みと原因

痛みの原因

股関節が痛い場合は、原因として関節が炎症を起こす「関節炎」や、筋肉が硬くなることで起きる「神経からくる痛み」などがあげられます。

関節炎では、股関節は胴体と足をつなぎ、身体全体を支える関節です。骨盤側の丸いくぼみに太ももの骨が(大腿骨)はまり込み、骨の間にある軟骨がスムーズに動く手助けをしています。しかし、加齢や姿勢不良、過度な運動などが原因で負担がかかると、軟骨はすり減っていきます。

衝撃を吸収するクッションである軟骨が減り、骨同士がこすれてしまい関節の炎症が起こります。

痛みの症状

関節炎の症状は、最初は立ち上がりや歩き始めに痛みを感じやすいで
す。

症状が進行すると、その痛みが強くなり症状によっては常に痛みを感じたり、夜間痛が出たりします。日常生活では、しゃがんだ時に痛んだり、長く立っていると痛みが出たりします。

治療法

症状が出たらできるだけ早めの治療が大切になります。関節の軟骨は一度すり減るともとに戻すのが難しくなりますので、早期の治療が出来れば関節に負担がかかる前に軽減させることもできますので、早めの治療をお勧めします。
痛みが強くなってしまった場合、安静時痛がある場合は炎症が収まるまでは無理に動かさないほうがよいでしょう。ただし、安静にする期間が長すぎても、今度は関節が固まって改善が遅くなってしまいますので、適切な処置と治療が大切になります。

対処法

痛みを感じたとき、仕事や診察時間の都合などですぐに治療を受けられないこともあると思います。
そのような場合は、少しでも痛みを和らげるにはストレッチなどが有効ですが、安静時痛がある方や、関節の可動域の制限がある方には逆に痛みがでるようなストレッチもあります。
当院では、そのような方への治療後日常生活でのストレッチや運動等の指導も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

佐賀県佐賀市の髙倉整骨院では、股関節の痛みなどのお悩みにも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。